のぶろぐ

看護師→海外留学→Webエンジニアのキャリアを歩みながらその日常を綴っています。

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ワーホリでの気づき①。「一匹狼が嫌に?共感できる人のありがたみを知りました。」

   

こんにちは。オーストラリアでワーキングホリデー中のノブ(@nobu0810)です。

バンダバーグに来て約2ヶ月半が経過しようとしています。メルボルンでの仕事を早々に諦めて、ファームジョブをしに来ているわけですが、収入の面で不安定な生活が続いています。

いつまで不安定な生活をしているんだ?って思うような気もしているんですけどね。でも収入も増えてきているし、何よりもいい環境で生活ができているので、まだここにいるかな。
<関連記事>
・1ヶ月目の収入
バンダバーグでのファームジョブで稼ぐことは可能なのか?1ヶ月目の収支報告をします。
・2ヶ月目の収入
バンダバーグ生活2ヶ月目の収支報告。思ったよりも稼げていなかった。

様々なファームに飛ばされましたが、レモンファームで落ち着きそうで、これからのシーズンに向けてクビにならないように一生懸命やるだけです。

どうやってレモンファームの仕事を見つけたかというと、今滞在しているのがバックパッカーでそのバックパッカーが仕事を紹介してくれるようになっているんですよね。

いま滞在しているのは8人部屋。最初にオーストラリアに滞在していた時もバックパッカーに滞在していたけれど、ご飯は一人で作っていたし、WWOOF(ウーフ)にいた時はほぼほぼご飯を作ってもらっていたから、誰かと協調しながら生活をするっていうことをあまりしてきませんでした。

看護師をしていた時も一人暮らしをしていたから、仕事から帰ると基本的には一人の時間を過ごすことになります。

自分自身でご飯を作る時って、自分だけが食べるから「別に美味しくなくてもいっか、食べれれば。」っていう気持ちでご飯を作ることが多かったです。

他の人のご飯を食べさせてもらう時は、「どうしてこんなに美味しいものが作れるんだろう。料理上手だな。」ってぐらいにしか思わなくってどうやったら作れるんだろう?ってあまり考えなかったんです。

カレーや鍋を作って3日間同じものを食べ続けるっていうのも当たり前のようにあったし。


質より量。
質よりも腹持ち。
質よりも作り置き。

さらに加えると、2年前に看護師を辞めてから(それまでもその傾向があったけど)一人で過ごす時間がとても長かったんですよね。

どこかに出かけたりするのも、衝動買いをしないようにするために目的地に真っ直ぐ行って、寄り道をしないようにしたり。

人間関係もそう。看護師をしていた時は、「時間があるから誰か都合が合う人を見つけて会おう。」っていう感覚で人に会っていたんだけど、看護師辞めてからは、「ただ寂しいから誰かに会う」っていうのを辞めたんです。

ただ愚痴を言い合うだけの場っていうのもたくさん参加してきたから、参加する前に愚痴になりそうな飲み会は断るようにしていました。

そしたら人と会うことが極端に減りました。新しい人にもたくさん会うんだけど、1回会っただけでその後は音沙汰もなく…っていうのがほとんど。

1回面識があっても会わなくなることがほとんどだから、たくさんの人と同じような会話を色々な人と繰り返してきました。何回か会う人もいたんだけど、結局は全然連絡をとらなくなって。あっ異性としてでなく人としてね。男女関係なくね。

そんな生活をしてきたので、頻繁に連絡とる人もほぼほぼ皆無で。

親からも、「結婚しなさそうだよね。」って言われるぐらい結構自由気まま。

時間の経過が自分軸で生活をしてきました。

完全に軸が自分中心で回っていたんです。

毎日顔を合わせるからこそ、共感できる人の大切さに気づいた。

でもそれも過去の話。
バックパッカーに来て、たくさんの人と話すようになって、やっぱりいるんだよね、気が合う人って。

この「気が合う」っていうのは、話が合うのはもちろんなんだけど、似ているオーラを感じるというか。

いませんか?上手に説明はできないんだけど、とても居心地がいい人って。一緒に過ごす時間の長さに関係なく、自分と同じようなペースや波長を持っている人がいませんか?

毎日顔を合わせているはずなんだけど、居心地が全く悪くならない人。

そんなわけだから話す機会が増えたり、ご飯を一緒に作る機会が増えたり、外出する機会があったり。

今のバックパッカーに移動してきた当初は、食事もパスタと炒め物のレパートリーから増やそうとしなくって、アジアンマーケットで日本の調味料を買うのすらめんどくさがっていたのに、徐々に調味料を揃えるようになってきているんです。

調理酒・砂糖・みりん・片栗粉・醤油。
日本のご飯を作るためのベースとなるものが揃っています。

間違いなく料理の腕もあがったと思う。

カルボナーラ。

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ひき肉カレー。

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そぼろ丼。

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料理の他にも変化がありました。

休みの日は?って聞かれたら、当たり前のように図書館かカフェに行くだけだったのに、なんと、ピクニックに行くようになりました。

一人で日向ぼっこをしに行くことももちろん可能だけど、一人で行ったらぼけーっとしたり、本読んだり、映画を観たりぐらいしかできない。

だけど、誰かと一緒に行くことで笑ったり話したりしながら過ごすことができるからとっても魅力的。

映画を観るにしても、感想言い合ったり、オススメの映画とか、知らないことを教えてもらったり。

この木の下が日陰だからお気に入りの場所。

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大人数でワイワイするのは好きではないけれど、少人数の気の合う人とまったりと過ごせるのはとっても素敵な時間です。

ご飯だったり、気の合う人とのんびり過ごす楽しみを知ってしまうと、1人で何かをあれこれするよりも誰かと一緒に何かをした方が今は楽しくなりました。

自分軸で過ごしていた期間よりも2倍、いや何倍も濃い時間を過ごせるし、何倍ものに触れることができています。

SNSが普及した今、LINEなどのアプリを使った画面越しの会話がどうしても多くなってしまうんだけど、同じバックパッカー内にいて、毎日顔を合わせることになるから、必然的に会話をするのは対面がほとんどになっていくんですよね、

SNSももちろん便利だけど、やっぱり対面での会話がいいなって。

相手の顔を見ながら話せるのって会話の基本なんだけど、やっぱり話すときってこうあるべきだと思います。

ワーホリに来る前は、「自分のやりたいこといっぱいあるな。結婚はまだまだ先だなー。そもそも結婚できるのか?」って思っていたんだけど、今となっては、「色んな価値観を共有したり、お互いを支え合ったり、結婚って良さそうだなー。」ってまで思うようになってしまっています。

どんだけ気持ちが変化したんだよ!って自分自身に突っ込みたくなってしまうほどです。

でもこういう気持ちって一人暮らしの環境を続けていたら気付けなかったこと。

ワーキングホリデーって社会的な認識はよくないけれど、ただ働いている期間だけがいいんじゃないんだよ。

ワーホリに来て、気の合う人達に出会えたから、このような気づきをすることができたわけで。

たくさんの人に出会うことができたからだけど、このようなこと気づけたと思っています。

職場と家の往復をするだと絶対に気づくことができなかった。

オーストラリアの大都市に比べたら田舎と呼ばれるところに暮らしていて、車がないからほぼどこにも出かけることができずにいるから、情報!っていうものよりもネタってものが多くなってしまいそうな気がするんだけど、お金以外の近況報告も兼ねて書いてみました。

元気にやっています。

良くも悪くも人間関係がつきまとう集団生活。フカフカのベッドで周りの音に邪魔されずに自分の思うままに眠れるところでぐっすり寝たい。。。

<他にもこんなこと書いています。>
海外旅行傷害保険に行くなら必ず所持しておきたい。オススメのクレジットカード4選
セカンドワーキングホリデービザを使ってオーストラリアに行ってきます。ワーホリする目的その2
フィリピンで学んだことがオーストラリアで通用しない?!オーストラリアに着いて感じたこと。
メルボルンを離れてブリスベンでファームジョブをすることにしました。
ワーキングホリデーでついに所持金が…。お金について考える。
ど田舎だと思っていたバンダバーグはこんなところ!意外に田舎ではなかった。
人生は選択の連続。時には、”待つ”・”我慢する”ということが必要になるんだね。

・メルボルン編はこちらからどうぞ。

 - 2ndワーキングホリデー(オーストラリア), ∟バンダバーグ(2016年08月ー2017年1月)

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