芥川賞を受賞した又吉直樹さんに教えてもらった”好きを公表していくこと。そして好きを追求していくこと”の大切さ。
お笑い芸人ピースの又吉直樹さんが処女作【火花】で、お笑い芸人として初めて芥川賞を受賞しました。おめでとうございます。芥川賞を目指す作家さんが多い中、受賞することができ大変素晴らしいことですよね。これからの増々のご活躍を期待しております。
今回の受賞を通じて、2つのことを教えてもらいました。それは”好きを公表していくことの大切さ。そして好きを追求していくことの大切さ”です。
読書が好きと公表していた又吉さん
お笑い芸人として仕事をしている人と、文を書くことを仕事としていることではまったく接点がないように思えます。お笑い芸人として、芸能界で人気を博していった彼。
その一方で読書好きという一面は、世間一般でも知られている事実なのではないでしょうか。
小説家として、出版する前から彼が読書が好きだというのは知られていました。どうして知られたのでしょうか?いきなり私読書が好きなので、本を書かせてください!って言ってもかなり厳しいものがあると思うんです。
彼がテレビという媒体を使って読書が好きということを公表していなければ、読書好きとして取り上げられることもなかっただろうし、どのくらい読書が好きかなんて知られることはなかったでしょう。少しずつではあっても、彼が読書が好きということを公表し続けていった結果、”芸能界随一の読書人”というふうに言われるようになりました。
アメトークの”読書芸人”に又吉さんが出演した際、彼の自宅の書籍棚が写っていました。その数は当時約2500冊でした。そんなに本を取っておいてどうするの?っていうのが正直な私の感想でしたが、彼にとってはそれがとても大切なものなのです。本を読んでいる時間も彼にとってはかけがえのない大切な時間なのです。
好きを公表することは私達にもできる
芸能人でない私にはテレビで何が好きかを公表することはできません。ですが、インターネットを使って、自分が好きなものを伝えることはできます。自分を表現することができます。例え、それがマニアックなことでも。
インターネットが普及していない昔では、人伝いにしか伝わることがなかったものが、インターネットを通じてまだ出会ったことのない人の目に止めることができるのです。公表することでチャンスが生まれます。もしかしたら、同じような趣味を持った人と通じることができるかもしれない。自分の夢の一歩を後押ししてくれるチャンスをつかめるかもしれない。そんな可能性で溢れているんですよね。
公表しなければ、誰も気づいてくれません。私は今ブログというツールを使って感じたことなどを公に向かって書いていますが、今後もこうやって公表していって良いんだ。って背中を押してもらえました。また好きなことには時間を割いていいということを教えてもらえました。
ブログを通じて、色々な人と知り合うことができて、その人達が自分のやりたいことを少しずつ実現できていることを共有することができて、みなさんからもパワーをもらっています。
思うだけじゃなくって、もっともっと行動していかないと。そう思いました。
すべてに感謝。
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