のぶろぐ

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知らなきゃ損!!海外旅行・短期留学に行くなら絶対に知っておきたい。それが”海外旅行傷害保険”

      2015/11/01

こんにちは。ノブ(@nobu0810)です。

前回のお話。
海外旅行・留学・ワーホリに行く前におさえておきたいクレジットカード3つの基礎。

クレジットカードを作るとき、ポイントの還元率や買い物頻度の高いところや関連した場所でのカードを作ることを考えてしまいがちですが、海外での生活(ワーホリや留学)を考えるのであれば絶対に利用したい機能。それが今回説明する“海外旅行傷害保険”です。

クレジットカードを作る時に最高○○○○万円の保険が付きます。って説明を受け聞いたことはあったのですが、利用の仕方はさっぱりわかりませんでした。当時は必要性を感じなかったので、そんな機能があるんだぐらいな感じで話を聞いていました。

日本国内にずっと留まるのであれば、あまり重要ではなかったかもしれませんが、短期の語学留学に行ったり、海外旅行に行く頻度が多い方は絶対に知っておいた方がいい機能でした。

今回はその機能について調べてみたので、説明していきます。

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自動付帯と利用付帯

海外旅行傷害保険の適応には2種類あって、自動付帯利用付帯があります。

自動付帯とは、海外旅行に行くことで自動的に海外旅行傷害保険が適応されるという素晴らしい機能です。1旅行につき最大90日間の保険適応になります。特別な手続きも要りません。クレジットカードを所有しているだけで、保険適応になるのです。

利用付帯とは、出国の際に使用する交通期間や旅行の代金を保険を使用したいカードで支払うことによって、初めてカードの保険が適応されるということになります。

例えば三井住友クラシックカードを所有していたとします。

海外旅行のための航空券やバスのチケットを三井住友クラシックカードを使用して購入した場合、保険に加入することができます。逆に三井住友クラシックカードで行わなかったら保険の適応がされないということになってしまうのです。ちょっと神経使っちゃいますよね。

なので、各カードが自動付帯か利用付帯かは各クレジットカード会社のホームページにて確認する必要があります。

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1旅行につき最大90日間の保険適応と説明しましたが、保険適応の日数はクレジットカード会社によって違います。仮に保険適応期間を過ぎてしまった場合でも、一度帰国し再度出国すれば再度保険適応となる素晴らしい機能が海外旅行傷害保険です。

とはいえ、90日経ったからといい保険のために一回日本に帰国して、再度同じ地に戻るのはあまり良い案とは思えません。それなら保険会社が提供している数ヶ月または1年有効な海外保険に入った方が得策と言えます。

なので、この海外旅行傷害保険の利用に適している方は旅行・短期留学で90日以内の滞在を考えている方です。

反対にクレジットカードの海外旅行傷害保険の加入に適していない方はワーキングホリデー・語学留学・世界一周など91日以上の滞在を考えている方です。

91日以上の滞在を予定されている方は保険会社が提供している海外旅行傷害保険に加入するのが望ましいのです。私自身、1回目のワーキングホリデーではエージェント指定の保険会社に加入をしたのですが、色々な方のブログや経験談を見ているとAIUを利用されている方をよく見かけます。

海外旅行傷害保険の内訳

次にクレジットカードでの海外旅行傷害保険で実際に支払われる保険の内訳について見ていきます。

支払われる保険は
①傷害死亡・後遺障害
②障害治療費用
③疾病治療費用
④賠償責任
⑤携行品損害
⑥救援者費用
の計6種類です。

三井住友クラシックカードの例で見てみると

傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円
障害治療費用 50万円
疾病治療費用 50万円
賠償責任 2,000万円
携行品損害 15万円
救援者費用 100万円

になっています。言葉だけ並べられても意味がよくわからないので、内訳をみていきますね。

①傷害死亡・後遺障害
→旅行中の不慮の事故に巻き込まれそれが原因で死亡してしまったり、後遺傷害が遺った場合に支払われるものです。

②障害治療費用
海外滞在中にケガで治療が必要となり実際に治療を行った時にかかった治療費に対して支払われます。

③疾病治療費用
海外滞在中に発病し、治療が必要となりその時にかかった治療費に対して支払われます。

④賠償責任 
他人に怪我をさせてしまったり、他人の所有物に損害を与えてしまった場合に支払われるものです。

⑤携行品損害 
被保険者の持ち物が盗難・紛失にあったり、破損したり損害を被った場合に支払われるものです。

⑥救援者費用
緊急時に家族が来るためにかかる費用を補償してくれるものです。

海外旅行傷害保険で大切なのは、傷害治療費用・疾病治療費用

クレジットカードの説明を見てみる時にどうしても注目してしまうのは最高額です。今回で言うと傷害死亡・後遺障害の2,000万円の欄です。2,000万円も保障してくれるなんて…。と思ってしまいそうですが、よく考えてみるとこの保険が適応されるのって被保険者である私達が死んでしまった時なんですよね。

亡くなってしまった時の保障って…。それなら怪我をしたりした時の保障の方が大切じゃないでしょうか。大きい事故に遭って例え命を取り留めることが出来たとしても、病気の保障が安く医療費を自分で自己負担になってしまうかもしれないのです。

そうなんです。海外旅行傷害保険で注目したいのは傷害治療費用・疾病治療費用なんです。 怪我や病気もしないに越したことはないのですが、人生何がおこるかわかりません。

盲腸になってしまったり、交通事故に巻き込まれたり。日本と違って海外の医療費、治療費はとんでもなく高いです。日本では保険の3割で請求されますが、海外では100万円を軽く超えてしまうなんてことも当たり前のようにあります。保険では賄えない分を結局は自費になってしまうので、傷害治療費用・疾病治療費用は高いに越したことはありません。

疾病治療費用と障害治療費用は合算し、額を増やすことができる

今回、私が説明に利用している三井住友クラシックカードですが、
疾病治療費用 50万円
障害治療費用 50万円

と双方とも最大50万円です。海外で支払わなければならない医療費が高いと説明をしてきたのに、たった50万円では正直不安が残ります。

ですが、この疾病治療費用と障害治療費用の額は増やすことが出来るのです。

Q14
(死亡・後遺障害保険金)
複数のカード自動付帯保険から同時に保険金が支払われる場合には、それらのうち最も高い保険金額を限度として、それぞれの保険から按分して保険金が支払われます。 ただし、個人カードをお持ちの方が他に法人カードをお持ちの場合には、按分の対象とならないこともございます。

(その他の保険金)
複数のカード自動付帯保険から同時に保険金が支払われる場合には、それらの保険金額を合算した範囲内で実際の損害額を限度として、それぞれの保険から按分して保険金が支払われます。ただし、1回の事故について限度額がある場合は、この金額が上限となります。

カード自動付帯各種保険・見舞金制度に関するQ&Aより

どういうことかというと、死亡保険はカードを何枚持っていたとしても、その中の最高保証金額のみしか、支払われません。

障害治療費用・疾病治療費用は有効な海外旅行傷害保険のクレジットカードの補償額を合算した額をマックスで保障してくれるということ。

実際の数字で説明すると
A社の補償額が100万
B社の補償額が200万
C社の補償額が300万
だったら合計の600万円が最高補償額になるんです。

なので、旅行・短期留学で90日以内の滞在を考えている方でクレジットカードの海外旅行傷害保険を使うことを考えている場合は複数枚のクレジットカードを持って行った方がお得になるのです。知っていないと本当に損をしてしまいそう。

ですが、ここで注意したいことがあります。それはクレジットカードの盗難リスクです。ご存知の方もいるかもしれませんが、日本は世界では例を見ないほど治安の良い国です。

席を確保するために荷物を置いて席を離れるなんて海外だったら”ものをとってください”と言っているようなものです。携帯を使いながら歩いたらその携帯とられちゃうかもしれないし、中身が見える鞄持っていたらスリの対象になってしまうし。それぐらい海外は盗難のリスクがあります。

クレジットカードも例外ではありません。同じ財布に何枚もカードを入れていて、財布ごと盗難されてしまっては大変です。海外旅行傷害保険はとても魅力的ですが、大量のカードを持っていかない方が懸命と言えます。

クレジットカードにおける海外旅行中では賄えない保険もある

クレジットカードにおける海外旅行中における保険について説明して来ましたが、すべてにおいて保険適応になるわけではありません。そのうちの1つが疾病死亡です。病気(盲腸や、風邪、感染など)による病気が原因の死亡の場合には保険適応にはなりませんので注意しなければなりません。

まとめ

・クレジットカードには海外旅行傷害保険というものがある。
自動付帯利用付帯のものがあり、自動付帯のカードを選びたい。

・保険の内容で意識したいのが障害治療費用と疾病治療費用

・海外旅行傷害保険の障害治療費用と疾病治療費用は数枚の保険額分合算できる。

・でもカードの持って行き過ぎには注意。

ということを記載してきました。

じゃーいったいどのクレジットカードを選べば良いの?という話になりますよね。まとめました。
海外旅行傷害保険に行くなら必ず所持しておきたい。オススメのクレジットカード4選

前回のお話はこちらからどうぞ。
海外旅行・留学・ワーホリに行く前におさえておきたいクレジットカード3つの基礎。

そっじゃ!!

 - ワーキングホリデー(オーストラリア), ∟準備

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