1/1付に日本に籍がなかったのに住民税の請求書が来た。その理由に落胆した話。
こんにちは。ノブ(@nobu0810)です。
海外に留学した時に気に1つが、日本にいない時に払わなければいけない保険のことですよね。年金や国民健康保険などなど。
就職をしていたときは、年金や税金の管理はすべて職場がやってくれていたので、何にどのくらいの税金がとられるのかほとんど把握してなかったのですが、想像していた以上に日本にいると税金がとられてしまいます。どうせ節税できるのであれば、節税したい。そう思うわけです。
海外に長期滞在していることで節税できる1つに住民税があがっていました。海外転出届を区役所に提出して、1/1に日本に籍を置いていなければ住民税は1年間支払わなくってよくなるというふうに。ですが、これは実は誤った情報でした。みんながみんな住民税の支払いを逃れることができるわけじゃなかったのです。
どうしてそのことがわかったかというと、約8ヶ月間ワーキングホリデーでオーストラリアに行っていた私のところに住民税の請求書が届いたからです。
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1/1に日本に籍を置かないと住民税を免除できるようになる?
住民税の支払い請求が来て、正直意味がわかりませんでした。だって、1/1に日本に籍を置いていなかったら1年間は住民税の支払いは免除されると思っていたからです。
月に約1万円ほど住民税はとられていたので、もし1年間支払わなくていいのであれば、12万円も節約することが出来ます。これはとても大きいですよね。そんな節約ドリームでしたが、崩されてしまいました。
魔の請求書
意味が分からなかったので、同封されている説明書を読みました。専門用語が乱立していてほとんど意味がわかりません。欺かれているのではないかという疑念までわいてきてしまったのですが、気になる一文を見つけました。
<個人市民税・県民税の計算方法について>という書類には以下のような記載があります。
個人市民税・県民税は、前年1年間の給与、公的年金、事業収入、株式等の譲渡益などの個人の所得に対して課税される税金であり、原則として1月1日現在の住所地で課税されます。
1月1日の住所登録はオーストラリアでした。ここで気になるのが、原則として1月1日現在の住所地で課税されます。という一文。
なにこの原則って?この原則からなんらかの理由で漏れてしまったから請求が来たわけであって。でも納得できない自分がいました。翌日区役所に行って確認しようと思ったのですが、ネットでほとんどが解決と言われている現在なので、もうちょっと調べてみることに。
ただ日本に籍が離れていれば良いというわけではなかった
調べて進めてみるとありました、わかりやすいサイトが。
住民票、転出届について/サザンクロス
どうして1/1に海外にいて海外転出届も提出したのに、住民税が請求されたのか。その理由は
1年以上の海外生活をしていなかったからです。
つまり、住民税が免除される条件は
①1/1に日本国籍がない
②海外に1年以上滞在している
の2つの条件を満たす必要があったのでです。
そういうことだったんですね。つまり、ワーキングホリデービザの場合は1年間ぴったり+2-3日、日本を離れた人が滞在する人が対象になりそうです。
移動時間も考えて、飛行機の中での1日分を足して1年以上の離国にすることも可能だと思いますが、飛行機が遅延したりしてその飛行機代やホテル代でお金が結局とられるなら本末転倒ですし。ワーホリで住民税を支払わないことは諦めた方がいいかもしれませんね。
というわけでしっかりと税金をとられることになりました。
納付通知書の内訳
納税にかなり落胆したのですが、住民税についてまったく無知だったのでここで情報を。
納付通知書ですが、住民税ですが、①1年分を1括払いにする。②各期払いにするかの2つの2つが選べます。2つ目の選択肢の各期というのは、年を4分割して支払う方法です。なので、何月分という記載ではないそうです。
私の場合、この通知書が2015年9月に来たのですが、納付書は計4枚入っていました。
1枚目が一括払いの通知書。納付期限が2015/09/30まで。
2枚目が“9月随時”という名目の通知書。納付期限が2015/09/30まで。
3枚目が“第3期”という名目の通知書。納付期限が2015/11/02まで。
4枚目が“第4期”という名目の通知書。納付期限が2016/02/01まで。
分割の場合は、ほぼ均一に額が分割されていました。とはいえ間隔が短いので、結構短期間でまとまった支払いをすることになりそうです。
いやーしかし、本当に税金ばかりとられるんですね。自分で支払いをするようになって痛感しています。帰国後にまとめて請求が来るから結構痛いです。まとめて支払った方がお得なものもあるし。そして、今回の住民税のように遅れて請求されることも当たり前のようにある。
文句を言ったところで、支払い義務なので。と言われて丸め込まれるのでしょう。抵抗したところでどうせ払うなら時間ももったいないし。
本当にお金や税金のことは知らずに損することが沢山あるので注意していきたいですね。知っといて損はないから少しずつ勉強していこっと。
年金や国民健康保険の免除される方法はありますよ。こちらの記事からどうぞ。
ワーホリ前の3大手続き(海外転出届・健康保険・年金)について
そっじゃ!!
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