ブログを続けることで自分自身に対して生まれた違和感

看護師してて、死ぬ時に後悔したくないなって思った。何をしても後悔。それならやって後悔しようって。

結局は自分の人生だよ。人目を気にしてやりたいことができないよりもたった１回の人生だからやりたいことやろうよって。

ここ最近、記事を書いていてもモヤモヤモヤモヤして、狂ったように泣けるんじゃないか。そのように思ったことがありました。

そのモヤモヤしているものが何かもわからずいたんだけど、ふとしてことがきっかけでそのモヤモヤがとれた気がして。

こんにちは。看護師を辞めてオーストラリアへワーホリにいったクスモトです。

このブログを始めようと思ったきっかけはオーストラリアで経験したことをぜひ伝えたい！と思ったのがきっかけです。
自分自身のやりたいことを見つめ直すっていう意味でオーストラリアでのワーホリは必要な時間でした、私にとって。行ったことをまったく後悔していません。

この経験を普及しているSNSで一人でも多くの人の何かのきっかけになれればいいなって。最初はそんな気持ちだったんです。そして自分を発信することができる媒体、それがブログでした。

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違和感の正体

最初は伝えるきっかけで始めたブログ。少しずつアクセスが増えて一喜一憂していました。アクセス増が増えると少しずつ収益も出始めて。

収益が少しずつ増えるとアクセス数を増やさなきゃいけないとかSNSを上手に利用するとかどうやったらアクセスを増やせるかっていう方に気持ちが走って。

さらに少しずつアクセスが増えると収益が入ってきて、またそっちに気持ちが走って。

ワーホリの経験を伝えたいって思っていたけど、気づいたらそれがアクセスアップの方向・収益アップの方向に気持ちが少し動いていたんですよね。

アクセスアップの方向・収益アップの方向をするための方法がワーホリを伝えていくことって。逆になってしまっていたわけです。

最初のブログを始めたいと思ったきっかけになった、経験を伝えたいって気持ちとのズレが大きくなっていってたんです。

ブログを始めた時にgoogle adsenseのことは知っていて、広告を掲載してこのブログを運用していたけど、”ガッツリ稼ぐぞー”って気持ちではなかった。違和感に気づいた時、経験等を書いているはずだったのに、まるでその経験を誇張するかのように言っている自分がいるなって。

ってかその経験や考察を読んでくれている方に押し付けているように感じたんです。少しトゲがあるような。

確かに平坦に事実を羅列するよりも誇張した方が読み手としては面白いんですよ。のめりこんじゃうんですよね。でも誇張することはあるけど、誇張して押し付けるのは違うよね？って思って。

どうしてそうなってるんだろうって思った時にブログで収益をあげるためのことをしなければいけないっていうことが強くなってしまったことが原因だと気づいたんです。

ようは目先のお金に目がくらんだわけですよね。

読者・フォロワーと仲良くなりたい。誰かと思いを共有したい。全部立派で素敵な事やけど「私は読者に有益な情報を届ける為だけに、ブログを書いてます」って言うなら、ブログ内の広告を全部外しな。

三十路男の悪あがきさんより

これなんて納得しすぎちゃいましたもん。
でもその答えがノーなのはネットで稼げるようになりたいって思う自分がいたからで。

収益をあげることばかり考えていた

芸能人でもないのに、いきなりアクセスが集まるのは無理。最初は本当に我慢。毎日更新して。アクセスも右肩上がりになるからって書いてあった。

その我慢の期間がどれくらいになるかわからないけど、やり続けることが大切って書いてあった。

本を読みながら、他の方のブログを読みながら、たどり着きたい最終地点お金だけになっちゃってた。【伝えたい】って思いがどこか遠くに行ってしまっていました。
“アクセス=収益”って結びつきが強く認識されたんです。

でも生きていくためにはお金が必要で。なんらかの方法でお金は稼がないといけないんですよ。
今のところお金は生きるために必要なものだからね。

ブログではワーホリいいよ。ってこと言ってて、色々な経験を書いていると思っていたのに、裏では利益を考えているんだって思うとその表裏が気持ち悪くなった。

少しでも何かの役に立てたらって自分と、そっから利益をあげるために書いている自分とが戦っていたんです。

結局は経験していないことを頑張って書こうとするから、やっぱり突っ込みどころがあるし、調べながらやるから時間がかかる。でもアクセスはなきゃダメだし。でも１記事に時間がかかっちゃうし。

でも書かなきゃダメだし。こんなふうに書いていていたら文に表れちゃいますよね。

大勢に向けて書こうとしているから。それを一人に向けてこんなことがあったんだよって書くようにすれば、気持ちがこもるって。

文の上辺だけ背伸びしてもその背伸びはいつか疲れちゃんだよね。

だからぼくはブログを書くときに、テーマによって「あなた」がイメージできるまで人を絞り込みます。
あるときはマエハラ君、あるときはサチコさん、あるときは嫁、あるときは実際にお会いした人、そしてあるときは自分、など「その人の顔」が見えるまで徹底的にイメージしてから文章を書くのです。
すると、まるでその人に語りかけるかのような文章が出来上がります。
良いのか、悪いのか、テクニックとして正しいのかも知りませんが、どうでもいいです。

ミラクリさんより

まとめサイトがアクセス増えるのもわかるけど、まとめサイトを作りたいっていうのが自分と違うって思って。

もっとブログを書くことが気軽なものだったんじゃないのかなって。

だって、【クスモトさんのワーホリの話を聞いて、私もワーホリに行こうと思いました。】って思って、言ってもらったら嬉しいもん。

自分でも何かのきっかけになれるんだって。

ある程度考えがまとまったように書いていますが、まだまだ悩みます。これも人生に必要な時間ですからね。ブログで収益を得ることについてまったく否定していません。

実際に稼いでいる方もいるので、ブログで稼げるんです。ブログ飯は実現できるんです。収益に見合う価値を提供できているからなんですもんね。でも、私は力の入れ方を間違えてしまったんだなって。

この記事書いてて思います。収入のために好きでもないものを売るのは無理だって。仕方なく企業に就職して営業なんて無理だなって。【いや実は…】って言ってしまいそうです。

ワーホリから帰ってきて、一般にいう就職というものをせずに１ヶ月経って収入を考える気持ちが知らず知らずのうちに大きくなっていて、葛藤になっていたんです。

１人の読者のために私はブログ続けます。

色々葛藤していたけど、このブログを通して一人でも共感してくれる人がいたんですよね。読んでくれてる人がいるんです。めちゃくちゃ嬉しかった。

その人のためにも私はこのブログを続けていきます。もっとゆっくり気持ちを抜いて書いていこうと思います。

自分を表現する場として。あったことを提供する場としてこのブログを運営していこうと思います。

ワーホリであったことはまだ書けてないことが沢山あるから、書いていきます。
アクセスが増えない。とか収益が…とか目をギラギラさせるんじゃなくってもっと肩の力を抜いて書いていきたいと思いました。

この記事に否定的な意見もあるはずだし、不快に思った方もいると思います。
異論を唱える方もいると思います。

一個人の一記事として考えていただけたら幸いです。

すべてに感謝。