フリーマーケットに出店して学んだ6つのコツと注意点。それとは別にお金以上の価値について気づかされた話。
2016/12/02
こんにちは。ノブ(@nobu0810)です。
明日はフリマ。出店側。物を実際に売るのが久しぶりだから、買う側の気持ちを色々と観察してきますー。
— nobu0810 (@n0bu0810) December 5, 2015
というわけで、フリーマーケットに出品してきました。フリマなんてたぶん小学生ぶりだし、自分のものを実際に売るということはほぼ未経験なので、どんなになるんだろうというワクワクと果たして売れるのであろうかちょっとした不安があり。
場所は、横浜スカイビル。
荷物が多かったからタクシーを使ったんだけど、運ちゃんに遠回りされたのはさておき。
フリマに出品して一言で感想を述べるなら、“人が喜んでくれることって嬉しいな。”です。今回も学びの多い1日でした。
写真をあまり撮っていないのはいつものことで、今回も写真少なめになります。
それではどうぞ。
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教訓①開けてすぐ、人が寄ってくる。盗難要注意!!
イメージとしては、開店を待っている人があっちこちにいる感じ。荷物を拡げるとそこに一斉に寄って漁る漁る。右で左で『これいくら?』少しずつ小出しにしていかないとこっちが追いつきません。
再三『盗難に注意してください。』とアナウンスされていたんだけど、こりゃ盗難起こるわ。ってぐらい人が寄ってきます。本当に注意が必要です。うちは幸いにも盗難はなかった…はず。
すぐに売れたのは、“家電(アイロンやデジカメ)とハンガー”でした。レディースものもブランドものはすぐに売れてしまいました。少し高めの値段設定でも良さそう。
教訓②メンズ商品は稀少。それだけ価値がある。
出品している人達をみてみると、女性の出店が大多数を占めていて男性が出店しているのは本当に少なかった。回によって違うからかもしれないけれど。
開けて間もない時に『メンズの商品はありますか?』ってたくさん聞かれました。もし男性で不要の服がたくさんある方はフリマで出店すると、思った以上の利益があげられるかもしれませんよ。
教訓③値札についている値段は、値切られるの前提で書こう。
値切るといえば関西のイメージがとても強いんだけど、フリマでは値切るのは当たり前と思った方が良いです。例えば、10年ぐらい前の日本代表のユニホーム。¥1,000って書いて出店していたんだけど、『もう少し安くなりませんか?』と聞かれました。
あくまで一例なんだけど、これが全部の品で起こる感じ。ブルーレイも1枚¥500円で出店していたんだけど、『2枚買うから少し安くなりませんか?』って。
かと言って、値段を高く書きすぎると全然手に取ってくれないし。ここの値段設定が難しかったです。
売れ残っても持って帰るのが大変だし、家でも眠ってしまうだけなので、どんどん値下げしちゃいました。
教訓④話が弾むと、何かを買ってくれる率があがる。
中には座り込んで色々と商品を見てくれる方が現れます。全員に当てはまることではなかったけれど、このような方達って、話すことが好きなんだな。って人が本当に多かった。話しながらあれこれ手に取ってくれてそれを勧めると購入してくれました。(この時少し値段を安くしました)
話といっても難しい話じゃなくって、その商品に関わるエピソードとかまったく関係ない話でも全然問題ありません。無理に話すってよりも人柄を出すといういうかんじ。無表情で座ってじーーっと見られるのと、ニコニコしながら話しかけられるのどっちがいいですか?って話だと思うんです。
教訓⑤出品するのであれば、季節に合ったものを売ろう。
家にある不要なものを多く持っていったのですが、明らかにまったく手に取られないものがありました。それが、ハットやクーラーボックスです。今回出品したのは季節が冬だったのですが、ハットは全然売れませんでした。
教訓⑥商品は見えるように陳列しよう。
これはフリマの常連さんが教えてくれた言葉。売り手はどのような商品があるのか知っていますが、訪れてくれた方はどこにどの商品があるのか知りません。ましてや見えない商品なんて無いに等しいです。たくさん並んでいる販売者の中からどのように選ぶかって、自分の惹かれる商品が置いてあるかどうかですよね。
まずは、その人の関心を惹いて立ち寄ってもらうこと。これが大切でした。
確かに冬にハットを買ったところで実用性があるか?ということになるんですよね。きっと半ズボンを並べていても全然売れなかったでしょう。逆に夏場に出品するのであれば、そのようなものはすぐに売れてしまうだろうし、マフラーやニット帽はまったく売れないでしょう。
中にはフリマで安く買って、転売を考えている方もいるでしょうが本当に稀なケースだと思います。
というわけで
出品するにあたっての教訓6つ
①開けてすぐ、人が寄ってくる。盗難要注意!!
②メンズ商品は稀少。
③値札についている値段は、値切られるの前提で書こう。
④話が弾むと、何かを買ってくれる率があがる。
⑤出品するのであれば、季節に合ったものを売ろう。
⑥商品は見えるように陳列しよう。
でした。
フリマ中の様子。
今回フリマに出そうと思ったモノは、家にあって無くなっても気づかないものかもしれないモノ。または使わなくなってしまったモノといったあまり価値を見いだせていないものでした。
その中には、クリアファイルも含まれていました。
クリアファイルは、ディズニーやJustin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク)などのものも含まれいていました。(写真撮っておけば良かった……)
うちで眠ってしまっているだけになってしまっていたし、もしかしたら売れるかな?ぐらいの気持ちで出品しようと思ったので、1枚10円で並べていました。
まずはディズニーのクリアファイル。計5枚並べていたのですが、手に取った方が一言。
というわけで即決。
50円のお買い上げで100円を渡されたので、50円をおつりで渡そうとしたら
と満足された様子で立ち去っていきました。
他にもJustin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク)のクリアファイルを手に取りながら
それからしばらくJustinトークしていました。
こんな会話を何件もすることができました。私からしたら、あまり価値を見いだせないものだったんだけど、他の人から見たら本当に価値のあるものに大変身できるんですね。
お金だけが価値を決めるわけではない。他の人に譲ることで何倍にも輝かせることができる。
どうせ処分してしまうのであれば、その商品を大事にしてくれる人に譲りってずっと使ってくれるなんて嬉しいことないですよね。
10万円のブランドもので価値があるものもあれば、たった10円でもその人にとっては値段以上の価値があるんです。普段の生活の中では、10円というお金の価値を軽視してしまいがちだけど、今日の10円は本当に価値のある10円になりました。
人によってすべての価値は違うもの。処分されてしまう前のものが、他の人に渡ることで輝きを取り戻せるのであれば、譲り手として大変嬉しく思います。利益を出そうと思えば、もっと出せたとはず。でも自分には価値がないと思っているものでも他の人には本当に価値のあるものになることができる。このことに気づけたことが良かった。そんな1日でした。
オークションに出したりしながらモノを減らしていた最中のフリマだけど、ネット上で商品を売るのと直接販売するのとの一番の違いは買い手の喜んだ表情が見れることだね、間違いなく。
あの驚いた顔と、ニコって立ち去ってくれたことが何よりの嬉しかった。新しい人の手に渡って、大切に使ってもらえるといいな。
そっじゃ!!
商品購入の心理について、学ぶならこの本がオススメです。
モノを減らすことについてはこの本から学べます。
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