オススメ漫画Vol.1【僕だけがいない街】ただの犯人探しではない。人情溢れるストーリー。
2015/08/14
こんにちは。相変わらずkindleを頻繁に利用しているノブ(nobu0810)です。
amazonのHPのkindleで売れているコミックを見ていると、売り上げも高く評価も良い作品が私の心にとまりました。それがこれから紹介する【僕だけがいない街】です。
この作品は、【漫画大賞2014,2015】と連続でランクインしている珍しい作品。さらに【この漫画がすごい!2015】にもランクインされていました。世間ではかなり注目されている漫画であることは間違いありません。
あらすじ
売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムスリップしてしまうというものだった。自分の意思とは関係なく発動する上に、能力が発動した結果「マイナスだったことがプラマイ0になる(悪いことが発生しなくなるだけ)、もしくは自分にとってマイナスになる(未然に防ごうとした結果、自分が労力を使う)」というこの能力に不満を持ちながら、悟はピザ屋のアルバイトをこなす日々を過ごしていた。
ある日、ピザの配達中に交通事故をめぐるリバイバルを経験した悟は、事故の被害は減らせたが自身は負傷し、二日間入院することになる。これを機会に、ピザ屋で一緒にアルバイトをしていた愛梨と親しくなり、また事故の知らせを受けて上京した母親・佐知子とアパートで暮らし始めることになる。
後日、佐知子との買い物中にリバイバルが発生、このとき子連れの男の挙動に注目した佐知子は誘拐を未然に防いだことを確信し、同時に1988年に北海道で起きた誘拐殺人事件の真犯人の正体にも気付いた。しかし、真犯人も気づかれたことを察知し、正体を伝えられる前に佐知子を殺害、死体の発見者である悟を犯人に仕立て上げる。悟は死体を発見後、リバイバルで殺害を阻止できないかと試みるが失敗。さらに強く念じたところ、それまで経験したことがない長期間のタイムリープが発生し、1988年にいることに気づく。2006年で母親を殺害した犯人と1988年の連続誘拐殺人事件が同一人物であると確信した悟は、2つの時代を往復しながら真犯人に立ち向かっていく。
wikipediaより
感想
過去に戻りながら、今までに感じなかった当たり前を感じていくようになります。失いたくないものを守るために、様々な工夫を取り入れていきます。そこにうまれてくる人間関係。知らず知らずのうちにその人間関係が、良くなっていく。そして読んでいて暖かい気持ちになれる。
自分が未来を変えることができるかもしれない力を持っているけど、思ったようにその未来を変えることができなくって。一人で抱え込もうとすると、友人がそれに気づいてくれて助けてくれて。
どうせ、犯人暴いて終わりなんでしょ?って思っていたけど、その犯人の暴かれ方も想像をはるかに超えていて、犯人が明らかになったあとのストーリーもどんどん引き込まれていく。
1話1話で伏線が散りばめられていて、物語が進むにつれてしっかりと伏線を回収する。1話1話の終わらせ方も続きがめっちゃ気になるように書かれているので、1巻から最後までぶっ続けで読んでしまいました。ハッピーエンドな話だと予想しながら読み進めたけど、まったく想像もできないような展開で話が進んでいきました。
2015年8月現在、犯人が暴かれた後なのでストーリーも長く続かないのでは?と思っていますが、この続きが気になる感じを持ちながら、ワクワクしながら読めるのは今だからできること。あまりネタバレにならないように、このレビューを書いたけど、この本を読みながら展開予想をするのは絶対に面白いと思うんだ。
6巻までと発行巻数も少ないので、一気に読めちゃう作品になっています。オススメです。
すべてに感謝。
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