映画レビューその４ About Time(アバウトタイム〜愛おしい時間について〜)

2015/06/07 2016/02/07

こんにちは。ノブ(@nobu0810)です。

友人が絶賛していたので、興味を持って観ることにした。内容もあまり知らずに観たので、観た後の満足度はとても高いものになった。

CONTENT

1 予告
2 あらすじ
3 感想

予告

映画『アバウト・タイム～愛おしい時間について～』予告編

あらすじ

自分に自信がなく恋人のいないティム（ドーナル・グリーソン）は21歳の誕生日に、父親（ビル・ナイ）から一家の男たちにはタイムトラベル能力があることを告げられる。恋人を得るため張り切ってタイムトラベルを繰り返すティムは、やがて魅力的な女性メアリー（レイチェル・マクアダムス）と恋をする。しかしタイムトラベルによって生じたアクシデントにより、そもそもメアリーと出会っていなかったということになってしまい……。

シネマトゥデイより

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感想

暗いところで両手を握り目をつぶると人生をやり直すことができるっていうタイムトラベル能力を持っている人の話。

最初は好きな女の子のためにその場面を何度も何度もやり直すダメな男を描く映画かと思わせる方向で話が進んでいたので、ちょっと心配でした。詳しく場所とか時間とか聞いたりもしていたから、不都合なこともできるけど、最終的に結ばれるなんだかんだハッピーエンドの話なのかなって。

観進めるにつれて、そのような気持ちで観ていた期待を良い意味で裏切られました。

この映画が教えてくれたのは、１日１日を大切に生きる大切さです。変えたいような出来事が起こってそのことを変えることができても、変えることができることがある反面悪い方向に向かってしまうこともある。まったく同じ１日なんてないんだから、その１日を大切な１日にして生きようよ。笑って生きようよ。楽しもうよ。ってメッセージを受け取りました。

自分が素っ気なくしてしまったら相手の人も同様な態度をとってしまうことがある。自分が笑って過ごすことができたら、周りの人も自然と笑えるんだよね。過去に戻ってやり直すことを繰り返すことで、過去に戻らなくても幸せに過ごす方法に少しずつ気づき始めたとき、本当の幸せとはなんなのかがみえてきます。

１日やり直すことができたら…って思うことは沢山あった。でもそれはできないんだよね。だからこそ毎日をハッピーに精一杯生きることが大切なんだよね。特別なイベントの日だけが印象に残りやすい日々だけど、毎日の何気ないことも特別なイベントだって思えるように生活すれば、毎日に幸せを感じながら生活していくことができるんだろうな。

この作品で監督・脚本をつとめたのはラブアクチュアリーのリチャード・カーティス監督。ラブ・アクチュアリーも名作ですよね。

家庭を作るって良いなってとっても久しぶりに思えたよ。今は彼女なんて要らないって言っていたけど、やっぱり人の暖かさに囲まれていきたいよね。また色々と見る目が変わりそうです。

日常生活がつまらないとか、日々の刺激がほしい！って方にぜひぜひオススメしたい作品です。

意中の人の連絡先を聞いたとき“ボロボロだった携帯も失えない宝物になったよ”ってセリフにはニヤニヤが止まりませんでした。